家族葬とは
コロナ禍以降よく耳にするお葬式のかたちに『家族葬』というものがございます。
これは感染症対策のため、故人の親族のみでしめやかに葬儀を行うようになったのが起源です。
アフターコロナの現在も『家族葬』を行う方は多くいらっしゃいます。
今回は『家族葬』にすることのメリット・デメリットや、どのような場合に『家族葬』にするのが一般的なのかをお話していこうと思います。

家族葬の定義
まず、どういった葬儀が『家族葬』となるのかをお話します。
明確な定義はございませんが、一般的に以下の様な特徴の葬儀が『家族葬』と言われております。
・少人数かつ故人に近しい人のみでの葬儀
故人が生前深く関わりのあった親族、友人が主に参列し、
参列者の数は10名から多くとも30名程度になることが多いです。
・葬儀の周知を行わない
前述の通り、故人の近親者や近い友人のみが参列する為、
ご近所や勤め先などには葬儀の周知を行いません。
上記のような特徴を持つのが家族葬と言えます。ただお葬式の形式については、直葬から一日葬・二日葬まで様々で、ご予算や故人のご意向によります。
つながるお葬式では、家族葬にされたい方からの様々なご要望にお応えできるプランをご用意しておりますので、参考にされてください。
家族葬のメリット・デメリット

お葬式を『家族葬』にするという事には様々なメリット・デメリットがあります。
どちらが良いという話ではなく、より故人様の意向に沿っているものなのか、ご遺族がどうされたいのかが大切になってまいりますので、以下のメリット・デメリットを参考にご検討ください。
◆メリット
・参列者が通常のお葬式に比べて少ない為、ゆっくり静かに故人を偲んでお別れすることができる
・参列者へのあいさつ等がないため、遺族の負担が小さい
・香典返しや返礼品、会食費など金銭的にも遺族の負担が小さい
・葬儀の告知等の負担がない
◆デメリット
・参列できなかった人から不満が出る場合がある
・葬儀の後日に弔問客が訪れ、対応する必要が出る場合がある
・参列者の線引きが難しく、頭を悩ませる場合がある
故人の訃報はお知らせしたいが、葬儀の案内ではない旨が分かる様、また明確な理由を挙げて家族葬でとり行う旨を周知すれば、周囲の方からの不満は出ずらくなると思われます。
こちらの対応方法等についても、弊社では相談に乗ることが可能ですのでお気軽にお問い合わせください。
横浜市での家族葬の割合
横浜市は地方都市にくらべて核家族化が進んでおり、近親者が集まりづらいという事があり、家族葬の全国平均40%よりは、家族葬が多いと見られております。
家族葬にする判断はどうしたらいい?
家族葬にするご家庭が増えたとはいうものの、依然として全国平均で60%程度は一般葬にて葬儀がとり行われます。
故人の社会的な地位や人間関係も大きく影響してくる所ではある為、判断が難しいとは思います。
弊社では家族葬を選択されている割合は80%程度と大きい割合を占めております。一概に「この条件があるから家族葬」「この場合は一般葬」と線引きする事はできない問題かと思いますので、どのような基準で皆様が判断されているのかのポイントを以下に述べてまいります。

◆故人の意向
故人が生前に参列者を希望していた場合、また多くの人から見送られたいと考えていたかをまずはポイントとするのが良いかと思われます。
◆遺族の意向
故人の意向が不明な場合は、遺族がどのように故人を見送りたいかが大事になってきます。故人を多くの方に見送ってほしいのか、それとも近しい人のみで静かにお別れをしたいのか、
を判断のポイントにすると良いと思います。
◆葬儀を行う会場のキャパシティ等を考慮する
お通夜やお葬式を行う会場に収容できる人数から参列者の数を決めるのも一つの手段です。
私営の葬儀ホールだと収容人数は様々ですが、公営の斎場を利用する場合は、ある程度収容人数も定まってきますので、事前に知っておきたい場合は市営の斎場を確認しておきましょう。
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