お葬式に参列するときのマナーについて②

前回のコラムでお葬式に参列する際の服装や持ち物についてのお話をさせていただきました。
今回は、実際に参列した際の焼香などの作法、言葉遣い等のマナーについてお話をさせていただきます。

参列時の作法について

お葬式に参列する際は、故人に哀悼の意を示し、生前の感謝の気持ちを持って行動することが大事です。
参列時の行動別に正しい作法についてお話をして参りたいと思います。

①挨拶

 参列して、最初に喪主や遺族の方と対面した場合の挨拶は、故人を亡くしたお悔やみの言葉を伝えるのが良いでしょう。

「この度は心よりお悔やみ申し上げます」
「この度はご愁傷さまでございます」

と、遺された方々の悲しみに寄り添う言葉を添えるようにしましょう。

 喪中はがきの書き方のコラムでもお伝えしましたが、忌言葉は避けて、お葬式にふさわしい言葉遣いを心がけましょう。

②焼香

焼香の作法は宗派によって異なる部分もありますが、今回は一般的な焼香の方法をお伝えします。

1.まず焼香台の手前でご遺族と僧侶の方に一礼し、更に焼香台の前でも一礼します。
2.数珠を左手に持ち、右手で抹香をつまんで、額の前へおしいただきます。
3.抹香を額から話して、静かに香炉にくべます。
4.合掌してから、一歩下がり、遺族と僧侶に一礼して席に戻りましょう。

前述の通り、宗派によって焼香の方法が異なる場合がありますので、参列するお葬式の宗派は前もって確認をする事をおすすめします。

香典の渡し方

 香典は故人の逝去を悔やみ、悲しみの中にあるご遺族にその気持ちを伝えるための手段です。
香典は、どのタイミングでどのようにお渡しするのが適切なのか、お話させて頂きます。

 香典袋の選び方や、お札の入れ方等は以前にコラムでお話させて頂いておりますので
併せて参考にされてください。

1.受付に向かい、芳名帳に氏名と住所を記入する。
2.受付の方に短くお悔やみの言葉を述べる。
3.袱紗から香典を出して、受付の方に丁寧にお渡しする。

基本的なマナー

 前回のコラムに引き続き、参列時の基本的なマナーをお話させて頂きました。服装や持ち物、所作で故人への哀悼の気持ちを表す事が、何よりも大切な事を心に留めていただければ幸いです。

 コラムに掲載した内容以外でも、知りたい事、ご相談事がございましたらつながるお葬式までお気軽にお問い合わせください。
経験の豊かなスタッフが丁寧に対応をさせていただきます。

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