法事について

法事とは

　大きな意味での『法事』は仏教の行事全般を指します。よく耳にする「四十九日」や「一周忌」というのは故人を弔い、供養する行事にあたりますが、これも『法事』の一つです。

　では、葬儀の後の『法事』はどんなタイミングでどのようにとり行うのが通常なのでしょうか。

法事のタイミング

　まず、故人が亡くなられてから四十九日経つまでの間が一つの大きな区切りと言えます。仏教の教義では、人が亡くなってからは四十九日間経つと魂が成仏すると考えられているからです。
　四十九日までは以下の様な法事のタイミングがあります。

　一般的には、初七日や四十九日に、僧侶の方に依頼をして故人の魂を弔う行事を行います。横浜市では葬儀の式中に繰り上げ初七日法要を合わせて行うことが多くなっております。

　また、四十九日後は故人の年ごとの命日に法要を行います。これを『年忌法要』と言います。
　年ごとの法要は以下の様なタイミングで行います。

法事の段取り

①法事は、菩提寺へ連絡を行って僧侶や会場となる場所と日時を決めます。
②その後、参列者に案内を送ります。
③参列者まで決まったら、料理やお花、会場の手配を行いましょう。

こちらの段取りをご自身では難しいという方は、是非弊社までご相談ください。

法事のマナー

　法事に参加する際は、葬儀に参加する時と同じように服装や持ち物にマナーがあります。葬儀の際の服装や持ち物のマナーは、以前にもご紹介したこちらのコラムを参考にされてください。

・服装のマナー
男性女性ともに、喪服や略喪服を着ると良いでしょう。
子供の場合、通っている学校の制服や、黒やグレーの服装に身を包みましょう。
アクセサリーはパールなど光沢を帯びない物を選びましょう。

・持ち物
①香典
香典袋に包み、袱紗に入れて持参しましょう。
香典袋や袱紗については、こちらのコラムを参考にされてください。

②数珠
焼香の時に必要となりますので、数珠を持参しましょう。

③ハンカチ
白または黒いものを持参しましょう。

法事の相談も『つながるお葬式』まで

　法事はどのような段取りで行えばよいのか、費用感や菩提寺がない場合にどうすればよいかなど、悩まれる方も多いかと思います。

　『つながるお葬式』のスタッフは法事についても、知識を備えた熟練の者がそろっておりますので
　葬儀のご相談と併せまして事前にお話しいただければと思います。