年賀状じまいの書き方やマナー

前回、喪中はがきの書き方についてコラムを書かせていただきましたが、
年の瀬も近いという事で同じようなテーマの『年賀状じまい』について今回は取り上げたいと思います。

年賀状じまいとは?

 『年賀状じまい』という言葉に耳なじみの無い方もいらっしゃるかと思いますので、まずその定義から触れてまいります。

 『年賀状じまい』とは、本年で年賀状じまいをしたいという旨をお相手にお伝えし、年賀状をお送りする事を最後にする事を言います。
 
  メールやSNSの普及に伴い、新年のご挨拶も多様化してきております。
また、高齢になり年賀状を出す事が負担になってこられた方も『年賀状じまい』を行うパターンが多いようです。

年賀状じまいの伝え方のパターン

以下のようなパターンがお相手に失礼が無いかと思われます。

①12月の年賀状投函シーズン前にその旨を手紙やメール、SNS、口頭でお伝えする。

 まず、年賀状シーズンの前に事前にお伝えするパターンがあります。メールやSNSを利用すれば遠方のお相手にもすぐに自身の意思を伝える事ができますので、
気兼ねせずに明確に気持ちをお伝えすることが大事です。

②新年の年賀状に今年で年賀状を終わる文を記載する。

 その年の年賀状を以て、「この年賀状を最後の年賀状にしたい」とお伝えする場合もあります。
この場合ですと、お相手の年賀状と行き違いになる事も無い為、事前に決めている場合は年賀状に記載するのも良いでしょう。

年賀状じまいには何を書けばいいの?

年賀状じまいに書く内容は以下の様な構成が良いとされています。

①年賀状による挨拶を控えさせていただく旨をお伝えする

 今まで年賀状のやり取りをさせていただいた事をお相手に感謝し、今後は年賀状による新年のご挨拶を控える旨を丁寧にお伝えください。
 辞退するというネガティブなワードよりも、今までお付き合いいただいた事に対するお礼を述べるのがより誠実です。

②年賀状に代わる連絡方法をお伝えする

今後はメールで新年の挨拶をさせていただきます
来年以降はSNSをもちまして新年の挨拶とさせていただきます
など、年賀状に代わる新年の連絡方法をお伝えすると、お相手に失礼な印象を持たれずに年賀状じまいを伝える事が出来ます。

③お礼や結びの言葉

  これまで続けてきた年賀状の交換を辞める旨を伝えられたお相手が寂しく感じる場合もあります。
 一方的に辞退させてもらう旨のお詫びや、これまで年賀状を交換させていただいた喜び、感謝をお伝えしましょう。

年賀状じまいのマナーについてもっと詳しく知りたい

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